映画、泣くな赤鬼を観ました
余命半年の元教え子ゴルゴと教師赤鬼、高校時代の野球部の師弟。やり残したことを叶えることで悔いのない人生へ。
才能はあるが地道に努力できないゴルゴは野球部も高校もやめてしまう。赤鬼は、よかれと思ってレギュラーを外したのだが。
10年後、2人は病院で再会。しばらくして、ゴルゴが末期ガンだとわかる。かたや赤鬼は、進学校に転勤となり、野球に対する意欲を失っていた。
そんなとき、ゴルゴが、やり残したこと、野球をやりたいと言う。この出来事で、ゴルゴは赤鬼のノックを諦めずに受けてやり残したことを果たし、赤鬼は、弱小チームと正面から向き合うことを決める。
この作品を見て、人との繋がり、縁の大切さを改めて感じ入る。
そして、見終わって私のなかに残ったのは、なぜか、高校時代のゴルゴが赤鬼に対して
努力は報われるなんて嘘だ。努力したってレギュラーになれないやつやベンチに入れないやつがいるじゃないか。
と言った場面。努力して無駄なことはひとつもない、と私は思っているけど、報われるのがどの時点のことかによるよなと。長い人生の中で考えると必ず意味付けできると思うけど、目先のすぐに結果を求めると、それは無理なことも多いだろうな。
そんなことを思ってしまいました。