読書、あきない世傳金と銀
高田郁作の
あきない世傳金と銀
全6巻を読み終えました。少し時間がかかりましたが途切れることなく読むことができました。
時代は江戸、舞台は大阪。摂津の学者の子として生まれた幸が、9才のときに大阪天満の呉服商、五鈴屋に奉公に出される。
女衆でありながら商才を認められ、ご寮さんとなる。店主が、病死したり、逃走したりと、いろんなことが起こり、結果として順に3兄弟の妻となる。商売も生きざまも波乱万丈。
縁と月日。
これがテーマかな。どんなことがあっても、人との繋がりと時が解決してくれる。それが至るところにちりばめられていました。自分に当てはめて考えてしまいました。
長編は途切れても頭に残っているようです。
短編集は、途切れるとわからなくなるので、一気に読む方がいい。話がどこかでつながつていることが多いから。