大河ドラマ 青天を衝け
渋沢栄一を描くドラマ。
この時代の物語が好きなので、楽しみにしていました。
今回のタイトルは
栄一、仕事はじめ
栄一の家は農家を取りまとめる庄屋で、藍を育て、染め物の顔料となる藍だまを作っていました。
藍の生育が悪い年、藍玉の原料をよそから買い付ける必要がありました。父の留守中に、栄一は一人で藍の買い付けに出ました。見知らぬ若者がいきなり出向いて信用されるものではありません。しかし、栄一には藍の知識がありました。
これは~だから肥料が足りない
日当たりが足りないから~になっている
などを根拠示して、更にアドバイスもする。すると人が寄ってきます。信頼を得た瞬間でした。
さらに、商品としては物足りないものをみて、
これには肥料が必要だからこれで肥料買ってええ藍を作って来年うちに売ってほしい
と、その物よりもはるかにいい値をつけて買い付けました。先を見据えた投資です。
信用を得るには、目先のことだけを考えていたらいけない。
何事にも、知識が信頼に繋がる。
経験を元に知ること。これを大切にしていきます。